追いかけた秋(NO 4U. NO LIVE ~TEN祭~)

 

 

 

さて、早速ですが去年の秋を彩ってくれたTEN祭の話をします。

ゆっくり書いていたら年を越したし、なんと初日から約1年が経過していました。

 

youtu.be

 

 

 ふぉ~ゆ~結成10周年記念初単独ホールツアー

【NO 4U. NO LIVE ~TEN祭~】

 

2021年9月23日(木)

[愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール

2021年10月8日(金)・9日(土)

[大阪・フェスティバルホール

2021年11月26日(金)・27日(土)

[東京・TOKYO DOME CITY HALL

 

 

セットリスト

 

NO 4U. NO LIVE ~TEN祭~ OVERTURE

※曲名はJASRACより引用

〝世界中が大パニック!海外ニュースも取り上げるほど!新聞もたくさん刷られています。なんてったって、あのふぉ〜ゆ〜が単独コンサートを開催!〟

モニターにはひとりずつの、メンバーカラーがあしらわれた紹介映像が映し出され、漂う“THE 単独コンサート”の気配に胸が高鳴る。

 

そして!

 

スポットライトが当てられたステージで!

ポップアップでバーンと登場!

ゆっくりと外すサングラス!

オーディエンスを見渡すまなざし!

極めつけには新衣装!

 

ポップアップでの登場を「夢だった」「憧れだった」と話されていて、自分たちの好きなもの、やりたいことをふんだんに詰め込んだコンサートに観客という形で携わることができたことがすごく幸せで、有意義な空間でした。

この場で初めてお披露目された新衣装、ライトが当てられたり本人たちが動くとずっとキラキラ輝いていて、なんて言うのかな、ふぉ~ゆ~全員美しかった。

足元はカチッとした靴を合わせてくるのかな?なんて思っていたらスニーカーで、どう言えばいいだろう、わたしの中のありったけの褒め言葉とその感情を詰め合わせにして贈りたくなった。

追記:そういえば待望のアクスタもこの衣装でした。やった~!

 

Scandalous

大量のフラッシュを焚かれて、イントロに繋がる。
何かの機会、ENTA!3だったかな?フラッシュをイメージしたライティングだとお話しされていたの。(確かふゆパラ2020は違う演出だった)その時の演出がすごく好きで、初めて目の当たりにした時に心が踊ったから、またその演出をお目にかかれて光栄でした。
Scandalous、何度観ても新鮮に見惚れてしまう。まるでスターの来訪を見に来た野次馬のような感覚で、初っ端から心を掴まれっぱなし。
 
初披露がENTA!2ということで、他の楽曲と比べると色々なところで披露される機会が何度もあったはずだけれど、披露する度に毎回観客を新鮮に惚れさせる力を持っているScandalousも、ふぉ~ゆ~もすごい。
 
今回のTEN祭でのお気に入りポイントは、1番サビ前「(暗転)溢れる(明るくなる)音感じて~♩」の数秒間。同様に中盤の「掴みかけた 瞬間…(暗転)」→「きづいたら(明るくなる)」も好きだし、口笛の音に合わせたライティングも素敵だった。あとサビの部分で照明がピンク色なのも(個人的に)楽曲に抱いているイメージと合致していて嬉しかった!
 
 

Haunted House

ふゆパラ2020で初披露された楽曲。気付けばもう1年(もはや約2年)が経ち、今回もまた誘われてきました。LINE LIVEのふゆパラ2020、Haunded House前のインタビューで松崎さんが仰っていた“誘う”という言い回しが頭から離れなかった)
 
「誰もいない部屋でdancin'」の辰巳さんの胸を張るところが好きです。ドゥンってところです。伝わるかなぁ。
あと「凍てつく夜は僕らの為に」の“凍てつく”の越岡さんのステップ、虜になりませんか?わたしはなりました。
「視線を 集めて」の福田さん、手と一緒に顔もスライドさせてい(たように思え)て、あれあれ すり~ゆ~とどこか違うぞ、と気付いたら文字通り視線を奪われた。
「理性のドレス 脱ぎ捨ててよ」の松崎さんがすごく好きで。普段の“ふぉ~ゆ~の宝”の松崎さんからはイメージできないようなフレーズだから、そのギャップに毎公演クラクラした。
 
3階席から観ていた時には「視線を集めて」のパートで上の方まであらゆる方向、余すことなく集めにかかる辰巳さんを見つけたりもしました。すごく好きでした。
 
ところで昨年、YouTubeにて待望のTEN祭のダイジェストが公開されましたが「誰もが見惚れるステップ 熱いキスして」の部分、越岡さんパートなのでどうしても毎回越岡さんに目がいきがちだった一方で、同じ部分のすり~ゆ~がどういう動きをしているのか気になっていたのでダイジェストで確認することができてうれしかった!
新衣装でのパフォーマンスだったのだけど、Haunded House×黒衣装 非常に合います。
 
 

JAM

過去にこの楽曲を披露した時のENTA!もふゆパラも観ていないから密かに憧れていたJAM。大人の遊びを教えてくれるふぉ〜ゆ〜にひたすら痺れました・・・
 
4人とモニターの動きが連動していたり、迫り来るものを蹴飛ばすふぉ〜ゆ〜だったりと、ムビステ(?)とモニターの映像が融合したパフォーマンスが楽しくて、コンサートならではの演出にやっぱり心躍った!楽しい~!
 
ちなみにわたしは大阪10/9昼公演での「いくら投げても~」の前の間奏部分で、片側の口角を上げながら不敵に笑う辰巳さんを見つけてしまい、そこから先ただただ呆然とするしかなかったのでした。
後には「指輪遊びは~♩」や「首絞める~♩」のシーンも控えていたと言うのに。
 
 

そばにBuddy

堂島孝平さんの提供×福田さんの振付』で昨年ENTA!3で初お披露目された、ペンライトを振っていてすごく楽しかった曲。そして跳ねたり寝転がったり、ウルトラスーパーアクティブふぉ〜ゆ〜を見ることができる曲。(こ~ろがっていこう♩)
 
間奏でのふぉ〜ゆ〜の挨拶、越岡さんの「いらっしゃいませ~~~~!」や福田さんの「どっちがふぉ〜ゆ〜を楽しめるか勝負だ~~~~!」でどんどん会場全体の熱気も上がっていきました!コンサートだ!
 
「上~になって♩下~になって♩」のフリも真似しやすくて楽しいし「いたいんだ ピョンピョン~♩」のうさ耳岡さんを毎回見逃さまいと必死に双眼鏡を覗いたりしたのもいい思い出。(そしてそんな越岡さんを眺める下手の辰巳さんを見つけて小さなしあわせを感じるまでがワンセット。なんてピースフル。ひたすらに可愛い…)
 
 

GACHI×4 (TEN祭ver.)

今年は天才の天という字の3画目と4画目!のポーズを掲げながら臨んだGACHI×4。
松崎さんのご紹介パート後に意気揚々と「ッTENッ祭♩ ッTENッ祭♩」って続けようとしたら
 
 ふぉ〜ゆ〜「お と もだち!ここにお集まり!」

 客席「!!?!?!!!?」

 
突如始まったおともだちパートに客席もびっくり仰天。
でもでも、この時の衝撃、大事にしていきたいな。10周年を迎えてもまだまだたくさん「あっ!」と驚かせてもらって楽しい。 知らない姿ばかり。
 
そして本家の「たしかにタラバガニ🦀」が聞けました。うれしい。
それから、よくよく考えたら「もっと小さくぅぅ!!」「サイレーーーーント!!!!」って客席を煽るスタイルもかなり斬新で、こんなにも楽しませてくれるグループをこれからもできる限り追いかけ続けていきたいなと思いました。
 
 

夜の影

雰囲気がガラッと変わって、ジャケットを奈落に落とし、ステージ上には越岡さんただ1人。
イントロが流れて「あ、これ知っている曲だ」と思ったのと同時に、原曲は確かユニットで、3人でのパフォーマンスだったような・・・?と疑問がよぎったのも束の間で、なるほど・・・と腑に落ちた。ピンク色の照明で、下手側に相手役の方が見えたもの・・・越岡さんの表現力―――。
 
勝手ながら、越岡さんの選曲には毎回納得させられるというか、越岡さんを好きな人が求めている越岡さん像をご本人が体現してくださっているという印象を抱いています。(これは時折あゆふぉゆでも感じる)(いま「越岡」がゲシュタルト崩壊した)
演者と観客との間で需要と供給が一致しているの、観ていて最高に気持ちが良かったです。曲中心底気持ち良さそうに踊って、時折はにかんだり目を伏せたり、そういうところが狡いし、どんどん目が離せなくなってしまう。
 
越岡さん、(あくまでイメージなのですが)お人柄はひたすら「陽」 の空気を纏っているけれど、パフォーマンスはとにかく艶。妖艶。
陽気で愉快な越岡さんのエピソードって色々なところで見聞きするけど、艶めいた越岡さんのパフォーマンスは会場に来ないと見ることができないから。
 
 

Shelter

ENTA!3あたりから薄々気付いてはいたのだけど、今回のTEN祭で確信した。松崎さんの歌。曇りなく真っ直ぐ広がっていく明るい歌声が、お人柄そのものを表しているなと思いました。
これまで松崎さんに対してはお手本のように綺麗に踊るというイメージが強くて、だからTEN祭を経てまた1つ魅力に気付けてしまった~!という気持ちです。
 
そして、ただただかっこいいだけで終わらないのが松崎さんのソロ。遊び心も満載。ふゆパラ2020でのタライを思い出して「今回も何かあるのかな」とわくわくしていたら、今回はアクセントダンスとジャケットでした。
 
前述の「Haunted House」のところでも少し触れたけれど、松崎さんに対してはムードメーカーというか「楽しい」「明るい」「元気」という印象が強くて。だからなんだろう、かっこいい松崎さんを目の前にするとすごく緊張します。
それゆえ個人的に、松崎さんってふぉ〜ゆ〜の中でいちばんパフォーマンスと、それ以外の場面でのギャップがあるなと感じています。そして、どんなダンスを踊っていてもひとつひとつの所作がとっても上品で綺麗。
 
 

Fight Song

ENTA!3で初お披露目された新曲その2。
はじめて聴いた当時「不器用な生き方も 傷だらけのスニーカーも」の歌詞がずっと頭から離れなかったのよね。ただ元気づけてくれるだけではなくて、さらに自分のことを肯定してくれているような歌詞に、ふぉ〜ゆ〜の温かさを感じてほっこりした。
 
「yeah~♩」の部分で公演ごとに良き辰松を摂取できてとっても満たされました。もちろん横で見守る福越も。
あ!「飛び続けていく勇気~♩」でモニターに越岡さんが映されるのが好きです!(勇気と裕貴)あとこの歌詞の直前の「Fly Fly Fly~♩」で越岡さんの腕の長さとしなやかさが際立って見えました。
 
 

Fly

過去のLINE LIVEにてFlyの振付を考えたのは福田さんであると知って、またさらに新しい思い出が追加された1曲。
「流れ星が 墜ちていく」の振りがもうとんでもなく好きです。福辰が下を指しながら回転するあの振り付け。からのハットキャッチ!
 
本当は裏拍でリズムをとってペンライトを振りたかったけど、毎回迷わず双眼鏡を構えてしまった。悔しいな~!
あとこの曲、短調なのに歌詞は暗くない、なんだろうすごく不思議な感覚。きっとTEN祭を観ていなかったら知る機会はなかっただろうな。素敵な曲に出会わせてくださり、ありがとうございました。
 
おそらく、いや確実にふぉ~ゆ~と関係者の皆様は“ふぉ〜ゆ〜×椅子×ハット×ステッキ×手袋”の組み合わせに味をしめたと思いますので、烏滸がましいことは重々承知のうえですが、ぜひ今後オリジナル曲で椅子曲(椅子曲?)を作って披露してほしいです。ハットとステッキと手袋はMVやコンサートの演出で使用していただけたらとっても嬉しいです。(わたしが)
 
そして!次の曲のイントロと共に1人ずつ手袋を外す場面がカメラに抜かれ・・・
 
 

どしゃぶりヒーロー…Alwaysふぉ~ゆ~

わたしがいちばん好きなふぉ〜ゆ〜の楽曲こと、どしゃぶりヒーロー!待っていました、だいすきどしゃぶり。雨が降るといつも口ずさみがち。今回も聴くことができてとってもハッピーでした。
キャッチーな歌詞で楽しい曲だし、手も振りたいよねうんうん。でも私知っているんだ、もとの振り付けも楽しいってこと!(掛け持ちグループもだけれど、いちばん好きな曲がお手振り曲になってしまいがち)
  
そして間奏部分で突如始まる紙相撲大会。
 
辰巳さんの「ペーパースタンド紙相撲」の言葉には毎回(それだと紙って言葉が重複しているような…?)と思っていましたが、実際は辰巳さんがカッコイイので何も問題ありませんでした。
 
松崎さん(ペパスタ)が後ろを向いていると松崎さん(ご本人)も後ろを向くの、律儀でたいへんかわいらしい。松崎さんに見つからないようにしれっとペパスタの向きを変えようとしたものの、モニターの大画面に映っていてその様子がすべて筒抜けな辰巳さんも、その一部始終を笑って見守る福越のおふたりも、ふぉ〜ゆ〜はまるっと愛でした。愛は地球をも救うのだ!ENTA!5おめでとうございます◎
 
 

MC

今回はキャンプ!🏕歴代の先輩方が使用されていたハンモックやテントが置かれ、イスに腰掛け焚火を囲みながらのおしゃべり。
大阪公演ではLil かんさいさんが使用されたとされるハンモックもご登場!(?)
スタジャンの宣伝タイムがあったり、のびのび自由なふぉ〜ゆ〜を堪能できました。見学に関西ジャニーズJr.の子たちがいらしてた時はアイドル擬人化も見れた!浦くんありがとう。
 
あとは日が暮れていく様子がしっかり再現されていて、細かいな~すごいな~と感心していました。そこからスタジャンの宣伝に繋げていくのも流石でした~。お揃いのスタジャンを纏って楽しそうにしているふぉ~ゆ~に思わずほっこり。
 
 

こたえはきっと心の中に

「キャンプっぽいことしたくなってきた!」からの自然な流れで歌に繋げていくふぉ〜ゆ〜、わたしの中ではまさに“TEN祭”だった!普通なら「それじゃあね、そろそろ後半戦いってみましょうか!」とか言いそうなものを。 
下手から、カホン:松崎さん、アサラト:福田さん、歌と手拍子:越岡さん、ギター:辰巳さんのラインアップ。踊ろうとしてなかなか踊らない越岡さんや、バク転を披露してくださった辰巳さん、バク転・・・!?と思いきや後転を披露する松崎さんに、客席に向かって台宙をしようとする福田さんとそれを止めにかかるすり~ゆ~。
 
ふぉ~ゆ~が捌けたあとのステージ上を、キャンプの妖精さんたちが綺麗にします。さてさて次はどの曲が来るのか・・・
 
 

Velvet Touch

福田さんの「ペンライトを消してね(ニュアンス)」の合図のあとにピアノアレンジのイントロが流れ、上から降ってきた紗幕に映像が映し出されます。
 
“「紗越しのふぉ〜ゆ〜はかっこいい」と言われた”と越岡さんは仰っていたけれど(2021.12.9 LINE LIVEより)ふぉ〜ゆ〜はいつ何時だって、どんな場面でもかっこいいのです。そしてもちろん紗幕との相性も抜群です。
 
歌に入る前の映画さながらのモノクロ映像がとっても素敵で、ダイジェストでその部分がいつでも見返せるのうれしいな~!この曲もScandalousと同じように、比較的長く歌われているけれどまたこうして違う楽しませ方を教えてくれる。ありがたいなぁ。
 
衣装はふゆパラ2020でお披露目された「大丈夫さ」のMVでもおなじみ、カラフルな色の組み合わせの総柄セットアップ。(って言い方で合っているのかな)
 
各々のパートの最後に次のパートを担う人が出てくる方向を指して繋げていく流れや、サビ前の福田さんの“「I Know, You Know」に合わせてすり~ゆ~を指し示す→照明が当たりすり~ゆ~が登場”の流れはずっと観てしまうので、映像に残してくださりほんとうにありがとうございます・・・
紗幕の向こう側で踊るふぉ~ゆ~と映像がリンクする、コンサートならではの演出にグッときました。
 
 

Jellyfish

こちらもペンライトは灯さずに、座って鑑賞。そしてお待ちかねの新曲です。
これはわたしが感じていた感覚ですが、名阪の会場は水族館の海底の魚たちのエリアを眺めている感覚な一方で、東京の会場は自分が実際に海底にいて、向こうに「いる」存在を覗いているような感覚に陥った。文字にすると全然説明できていなくてびっくりした。
 
今回、ホールツアーと銘打たれていたのですべて会場名が“~ホール”だったわけですが、TDCホールだけなんとなく位置付けが異なっているような気がしていて。だからなのか、それとも公演期間が空いていたからかはわからないけれど、東京でのJellyfishパフォーマンス時のライティングがそれまでの名阪の会場よりも鮮やかで彩度が高いように感じたのだけどどうなんだろう。わたしの思い違いかもしれないけど・・・
松崎さんの「見つめるEyes to Eyes」「So,」の合図で一気に紗幕が下ろされてふぉ〜ゆ〜の姿がはっきりと顕になるところ、やっと謁見できるのになぜか見てはいけないものを見ている感覚に陥ってしまって、ゾワッとしました。
 
「加速する Elevator~♩」で魅せる4人の強さは圧巻だし、あとは最後のサビ前の雫が落ちる音からの「Jelly Jellyfish~♩」の流れの振りがいちばん好き。静と動をいちばん感じる場面。
 
そして昨年LINE LIVEにてパフォーマンスの様子が公開されたけれど、

 

 
というように、映像の方が水中感が増しているように見えた。それに加えてビビットな照明が海底感(海底感?)を助長していたように思えたのよね。
 
 

ENTA for you(TEN祭 for you

イントロが流れた時に、曲名に堂々と「ENTA」と入っているけれどどうなるんだろう?と思ったらなるほど、こういう形でアレンジされていくのね!
 
「連れて行くよ 輝きの場所へ」でピカピカ(?)させる越岡さんが恋しくなったり、ならなかったり。
 
終盤、福田さんがソロの準備でステージ上から捌けていることに気付かなかったのもいい思い出。確かにENTAと違ってTENは3人で表せる文字でしたね!
 
 

夜空ノムコウ

視覚的にも楽しい福田さんのソロ。今回は『つくってあそぼ』でおなじみの、ワクワクさん。ならぬフクフクさん。手作りの星の海で歌う福田さんはまさにふぉ~ゆ~のミュージカルスター。

舞台上には粘土と円型・星型の型抜き、そして竹串と小さなスクリーンが用意される。歌いながらひたすら何かを作っていくフクフクさん。あの演出は楽曲から着想を得たのかな。子どもの頃って発想はどこから湧いてきたんだろう。ロマンチックで文学的でミステリアスで狂気的、これを全部ひとまとめにした夜空ノムコウは間違いなく福田さんにしか作ることができない世界観で、不思議な感覚。

なんとなく、最後までわからないのが福田さんらしいなと思いながらも、やっぱり頭の中や考えていることがまったく掴めない。そういうものを掴ませない方なんだろうなとは思いつつ、個人配信で選曲と演出のお話しを聞いてみてもやっぱり読み解けなかったけれど、福田さんの中ではすべて繋がって完結しているんだなぁ。

福田さんと連想ゲームをしても勝てる気がしない。

『あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ』

「僕は立つんですよ、ワクワクさん(フクフクさん)として」

いつか福田さんに絵本を描いてほしい。

 

官尾

冒頭、モニターの大画面に辰巳さんの姿が映し出されているにも関わらず、ずっと防振でステージに佇む姿を覗いていた。全然直視できなかったなぁ。持ってて良かった防振。おかげで手元が震えずに高画質で堪能できました。嘘。少し震えていたと思う。色気の真骨頂。なんでもない、ただのマイクスタンドが人間に見えることってありますか?
 
今回、4人それぞれのソロコーナーで唯一モニターに映像を流すという演出をされていた辰巳さん。
自分がやりたい曲をやりたい演出で披露しつつ、でも観客をしっかり虜にさせる能力に長けすぎていてほんとうに怖い。どれだけの人を夢中にさせれば気が済むの。
今年は一体、どんな姿で観客を魅了していくのかな。
 
追記:今回ブログを書き上げるにあたり、一番時間を費やしたところがここです。ところが時間を置きすぎて全っ然思うようにいきませんでした。記憶が新鮮なうちに記すべきでした。反省。
 
 

DJ ZAKI

今回のDJ ZAKIはジャパニーズメドレー!

冒頭でオリンピックにも触れられていたこともあって、急にSHOW BOYを思い出しました。

 

MADE IN JAPAN
「愛が広がる~♩」の手の動き、クルクル~ってするところが楽しかった!
 
サクラ咲ケ

一度確実に誰の邪魔にもならないお座席だった時があって、その時に思いっきりペンライトを振れたのが良いストレス発散になりました。ありがとうございました!

あと気づいたらシャケがご登場していてびっくりした。

 

三味線ブギ
TEN祭、下手で鑑賞する機会がとても多くて、この曲の時に一生懸命ペンライトを振りすぎて気づいたら色が変わっていて「!!?」となる越岡さんを何度も目撃しました。びっくりしますよね。
三味線ブギの、きっとこの時代ってこういうコールあったんだろうな~っていう「こっしー!」「たつみ!」コールと、その中で各々の振付を踊るお二人が好きでした!
 
 
SHE! HER! HER!
この時まで、この曲に和風ver.があるなんて知らなかったよ。
(余談ですが、この数ヶ月後にキンプリさんのドーム公演にお邪魔した時に Jr.SPくんがこの曲を披露していたのだけど、思わず「あの時の!」と言い出しそうになってしまったよ~)
 
辰越のローラー披露!はじめの方は転んで怪我しないかな・・・大丈夫かな・・・と勝手にヒヤヒヤしてしまっていたけれど、オーラスまでにはジャンプも成功させていて、アイドルを感じた。いや、紛れもなくアイドルなのだけど。
ローラー姿を目に焼き付けたくて歯を磨く手を思わず止めてしまうこともありました。福田さんごめんなさい!
 
SAMURAI

サクラ咲ケと同様、誰の邪魔にもならないお座席の時に思いっきりヘドバンしました。これも良いストレス発散になりました。上から人がヘドバンしている姿を眺めることもなかなかないけれど、まさか自分がジャニーズのコンサートでヘドバンする機会があるとは思わなかった。

 

合戦2

余談ですがSHOCKの中で好きな楽曲ランキングベスト3に入る合戦2。

タツミ軍とコシオカ(信長)軍にわかれて、合図でポーズを決める!一体感!

タツミ軍に憧れて越岡さんの指示に背こうとしたこともあったけれど)圧倒的に越岡軍にお世話になりました。ありがとうございました!

 

AMBITIOUS JAPAN!
“この曲のいちばんいいところ”でペッチン!
掛け持ち先のグループのこともあり、TEN祭以降でもコンスタントこの曲に出会う機会があったのですが、この曲を聴く度に毎回「勇者であれ~」の後はペッチンしたくなってしまう。
 
 

JAPONICA STYLE

「この日のために練習してきました」「俺たちのジャパニーズスタイルを」(ニュアンス) という言葉たちから薄々勘づいていた(もしかして・・・?)の感覚。間違ってなかった。(前年のD.D.より尺が長くてびっくりした)

衣装もなんだか(少なくとも今回のTEN祭で見てきた中では)ふぉ~ゆ~っぽさがなくて、SixTONESさんたちに寄せているのかな?なんて思いながら、そういった細部までこだわっているところが好きだな~と感じました。

ちなみに、ストさんを好きな友人に ふぉ~ゆ~がこの楽曲を披露したこと、そして「花びらも舞ったし扇子も持っていたんだよ!」とお伝えしたら「ありがとう、本当にありがとう」と嬉しそうにお返事をくれました。ダイジェストも観てくれたそう。やったね。

「We are so Japonica~♩」「go~♩」はキーが高めだから、越岡さん辰巳さんの歌割なのかなとぼんやり考えていたら前者は福田さんでびっくりした。

この曲に限らず、役に入り込む/なりきる辰巳さんが果てしなくかっこいいんだ~。「俺たちが!SixTONESでした~!」のご挨拶にほんの少しだけストさんの気配を感じた。

次はなにわさんかなぁ。初心LOVEは覚えたので踊れます。個人的には夜這星を聴いてみたいです。(私情)

 

みはり

原曲を聴いたことはなかったけれど、確か少クラでカバーされているのを観たことがあって。だからはじめはなんとなく「あっ、知っているなこの曲」の印象だったみはり。ただ観て・聴いていくうちに舞台上から受ける熱量のあまりの高さに圧倒されていった。

衣装がとてもシンプルで、白いワイシャツとベロアの組み合わせ。辰巳さんの襟元から覗く、キラリと光るネックレスも素敵だったなぁ。

そうだ、ここでもかっこいい松崎さんについて話していました。
 
 
シンプルな衣装とステージングに対して、ギラギラと闘志を燃やす4人の姿が眩くて、この時の一瞬一瞬を切り取って、忘れないように宝箱に閉まっておきたいなと思うほど。
 
 

ROAD TO PLAY ZONE

もう生で聴くことができない/観ることができないパフォーマンスだと思っていたシリーズ第2弾。ちなみに第1弾は「運命のひと」と「LPガール」。当時ふゆパラ2020で聴いたこの2曲をどうにか忘れたくなくて、公演後自分への誕生日プレゼントとしてPLAYZONEのDVDを買いました。
 
なので「あれ、何度も聴いたイントロだな・・・?」と思っていたのも束の間、もう確実に生で観ることはないと思っていたパフォーマンスが目の前に広がっていて、いや~ちょっと待って、それは待って、いや―――待って待たなくていいんだけど待って―――とにかく相当感情が忙しかった。「振付、映像で観たままのだ・・・」って感動した。
 
みはり→RTPZの流れで、しかもコンサートの終盤でここまで魂を燃やし続けられるふぉ〜ゆ〜、怖い。底知れぬ体力と集中力。
 
 

Everything 4 You

ふゆパラ2020では序盤に披露されていたけれど、TEN祭では終盤でのパフォーマンス。でもどこに置かれても変わらぬ安心感をもたらしてくれる、なんだろう、実家のような存在・・・(?)なんというか、この曲を聴くと「あ、わたしいまふぉ~ゆ~を観ているんだな」と思う。
 
E4Yは4人が円になって、向かい合って歌う2番のサビがとっても好きです。
なにわさんのダイヤモンドスマイルの大サビ前、大橋くんソロパートの時に後ろで踊る6人とか好きです。あとは今回の新曲・Jellyfishのサビで踊っている部分とか。
 
脱線しました!
 
今回のE4Yで一番好きだったところが、E4Yというか、歌が終わって4人それぞれのご挨拶後、上に戻ってアウトロを踊りきって(←ここがすごく重要)曲が終わると同時に奈落へ飛び込んでいく演出。
一旦各々挨拶のためにダンスは中断するけれどまた戻って、最後まで踊ることをやめない姿を見ることができて、彼らがステージで生きているんだなってことを感じて、感情がぜーんぶ持っていかれた。
 
 

大丈夫さ

モニターにレコーディング風景の映像が映し出され、辰巳さんの「皆さんの前で披露する日が来たら一緒に盛り上がりたいです(ニュアンス)」からイントロに繋がる。そしてMV通りの並びで松辰、福越のペアで肩を組みながらポップアップで登場!なんと東京公演ではロシアン苦いお茶が開幕。(越岡さん たいへんおつかれさまでした)
うしろの大きなモニターにはMVが映し出されていて、ステージ上では本人たちが踊っていたのだけど、これも“コンサート”を感じて、ワクワクしたなぁ~。
 
 

Thank you for your love

この曲を聴くとコンサートの終わりを感じてしまって、良い曲だなと思うのと同時に寂しいな、という気持ちも共存してしまう。そういえばわたしまだバラード部分を生で聴いたことないなぁ。いつか聴けますように。

 

PGF

※11月27日夜公演のみの披露

オーラスだから、淡い期待を込めていたダブルアンコール。はじめてのPGF。これが!あの!みんな言っていた曲!わー!!と喜んでいたらあっという間に終わってしまったTEN祭。ジェットコースターみたいだったな。儚いなぁ。

 

嬉しいことに今年もホールツアーが発表されました。楽しみだなぁ。

次こそは新鮮なうちに感想をしたためるぞ。

とにかく、2021年の秋を彩ってくれて、宝物にさせてくれてありがとう、ふぉ~ゆ~!